feather shuttles forever - feather shuttles foreverの解説(2017年2月に書いたものです)

  

https://feather-shuttles-forever.bandcamp.com/album/feather-shuttles-forever

 

 

雑なのであとで直すかもしれません。

01 海辺の電車 (prod. uccelli)
マリさんとの共作3曲目で、昨年9月のライブでもやったのですがアップはしていませんでした。
マリさん風に自分なりに作ってみた曲でしたが、ウッチェリさんがレゲエっぽくアレンジしてくれてめちゃ良くなりました。ウッチェリさんはボーカルの編集凄いですね…あとベースライン


02 アイス賭博
私は1930~1950年代のサンバについてまあまあ知識があるほうなのですが、昨年カルメンミランダのtab譜(!)を入手してギターで適当に弾いていたらコード進行がインプットされて昔のサンバ風の曲ができました。soundcloudにアップしているやつはパーカッションがabletonのループなんですが、今回はパンデイロとタンタンとシェイカーを自分で叩いています。パーカッションだけのブレイクの部分作ればよかったな。

30,40年代のサンバに興味がある人は、Luiz Barbosa(帽子をパンデイロ代わりに叩くネタがある), Ciro Monteiro(マッチ箱をガンザ代わりに振る芸を持つ), Anjos Do Infoerno(男性コーラスグループ)あたりをディグると吉です。あと”ジョアン・ジルベルトが愛したサンバ”というチャラい名前のコンピがあるのですが、ジョアンジルベルトがカバーしている30~50年代のサンバを集めたもので入門にオススメです。解説もとても勉強になります。


03 いかだに乗って
二人で2番目に作った曲です。ヤマハのEM-90Aというアナログリズムマシンとスプリングリバーブ付きのミキサーを買ってそれで作りました。歌詞はマリさんが”頷くだけじゃ踊りじゃない”とtweetしていたところから作りました。あと魚群探知機っていうと人間本位な感じだけど、本当に漂流して困ったらそれでSOSを出すことも可能、とか話しましたね…

04 中途半端な季節(漁村studio live)
昨年6月に神戸でライブする時に漁村の公民館で練習をした時の音源です。Ariaproの安いサイレントギターとマイクを漁村スタジオの卓に突っ込んで録音しています。

05 私の医薬分業 (hikaru yamada and the librarians cover)
この曲はライブラリアンズの1stに入っている曲をマリさんがギターポップ風にカバーしてくれたものです。(ギターは入っていませんが)ライブラリアンズではマラカトゥナサォンというブラジル北東部のリズムパターンを使っていました。全然違うのでよかったらぜひ聴き比べてください(apple musicにもhikaru yamada and the librariansあります)。マリさんverもめちゃ良いですね。歌詞は昔書いたので忘れましたが、人には医師役と薬剤師役の二人が必要、とかそんな内容だったと思います…


06 抽象的な写真
feather shuttles foreverの自分内テーマとして演奏をしよう(特にギター)というのがあります。ライブラリアンズは全てサンプリングで作っていて手弾きを一切していないので。
この曲はテレヴィジョン歌謡ですね。トムヴァーライン歌謡。9月にライブしたロック喫茶の常連のおじいさん達がテーブルを叩いてリズム取って喜んでいました。

07 舟歌
ライブラリアンズではmp3からサンプリングするというルールがあるので、この曲ではレコードからサンプリングしました。ジャックディジョネットがピアノを弾いて、ナナヴァスコンセロスが喘ぎ声を出してるトラックから抜きました。サンプリングの他にベースとギター、マリさんがチャイナっぽいシンセを足しています。歌詞は淡路島について、だと思います。


08 ジュース
これはがっつりサンプリングで作りました。マリさんに歌詞だけ送ってもらってメロディは私が作りました。
“君はいずれやくざになるだろう 風化したがけ地の岩 銃口を私にむけて “って歌詞はヤバいですね。このアルバム、他の曲に関しては⚪︎⚪︎歌謡と無理やり呼べる気がしますが、この曲に関しては本当に今まで聴いてことがないものが作れたと思って気に入っています。間奏のノイズはマリさんの吹くハーモニカを加工して作りました。

09 小さな飛行機
この曲は100%マリさんの曲で、自分は間奏のサックスとラララだけやっています。トロピカルな歌詞含めてこの曲が一番好きです。

10 トビウオ (prod. uccelli)

この曲は元々、入江陽さんの4枚目のアルバム用に”山田さん昔みたいにギター弾いて曲作ってください!”と言われてデモを作ったものの返事なくボツったトラックが元になっています。そのままマリさんに送ったら素敵な歌をつけてくれたというコラボレーションの始まりになった曲です。
ウッチェリさんにアレンジお願いしたら、途中まではかなりエレクトロブギーっぽいアレンジになっていてそれも良かったのですが、最終的にはいろいろ削ぎ落とされてシンプルな形に収まりました。


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feather shuttles foreverという新しいユニットを始めましたが、別に経歴をロンダリングしようとしているわけではなく(そういう人も最近多い)、ライブラリアンズも頑張ります。マリ(mukuchi)ソロもどんどんヤバい作品が出るでしょう。ヤバい人と一緒にやると自分もヤバくならないとと思いますね。二人でやるとちょっとだけポップになってしまうがマリさんのソロこそ至高なので聴きましょう。

 


とはいえ、feather shuttles foreverはまだまだ続きます。まだ作業していないですが2nd用の新曲が3曲ほどあります。なにかリリースしたい人など連絡ください。

ナイロン製は羽毛球に比べ、減速度合いが低い(飛び過ぎる)傾向があり、羽毛球と比べ若干の放物線の違いがある。誕生から数十年経過しており、長年の製造技術・開発力で羽毛球に類似させることは可能と思われるが、羽毛球は消耗頻度が高く、メーカーとしてもうまみのある市場なため、利益の薄くなるナイロン製の開発・移行には、やや消極的である。